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シバーム

 

[面積]

 8280 km2

[人口]

 約1208万人

[言語]

 アラビア語

[通貨]

 リアル

[兵員]

 約6万人 内4800人が星歌隊員

[地勢]

 バニラの北に位置。西は大部分が砂漠であり、東に行くにつれ低い木々や草花の見られるサバナへと変わる。本島の南東には、人工海を持つ離島ソコトラが浮いている。

[気候]

 西部は砂漠気候、東部はステップ・サバナ気候に属する。一年を通して非常に気温が高いが、夜になると急激に冷え込む。雨季は短く、年間降水量も少ない。

[地区]

アデン

 四都一市南部の東都。中流階級の者たちの暮らすアパートが密集する住宅街。ハドラマウトとの交易の中心地でもあり、様々な物品が並ぶ市場が栄えている。安価で利用できる交通機関が充実しており、街全体が活気に溢れている。

ヤナード

 四都一市南部の西都。シバーム空港を所有していることから、敗戦前は他島民も多く見られた。他島民を対象とした宿泊施設や店舗は廃れてしまい、閑散とした街並みが広がっている。

シバ

 四都一市北部の東都。タハマに次ぐ大都市であったが、現在は反政府勢力が自治を主張しており、連合時代の政体と社会の建設、運営が図られている。娯楽施設などは取り壊され、代わりに奴隷や家を持たない低所得者を受け入れる簡易住宅が建てられた。

タハマ

 四都一市北部の西都。政府の重要機関が集合しており、空を埋める高層マンションには多くの政府関係者らが住んでいる。島内の最も先進的な都市であり、敗戦後も地方の結晶エネルギーを全てタハマへ回すことにより、以前と変わらない姿を保つ。巨大モールや遊技場を目的とした人々で道は常に込み合っている。

サナア旧市街

 四都一市北部の中央に位置する市街地。レンガ造りの古くも美しい家屋が連なり、所々に共同菜園が広がっている。かつては観光地としての賑わいも見せていたが、政情不安定なこともあり観光客は激減した。

郊外

 四都一市を囲む町村の総称。建ち並ぶのは主に低所得者の暮らす粗末な造りの長屋であり、衣服、食品、日用品の売る店の他には、賭博を行う小屋などがあるだけで、教育施設や公共施設は僅少。警察は駐在しているが横暴を振うばかりで、子供の誘拐や強盗といった犯罪が絶えない。

ハドラマウト

 ステップ・サバナ気候の東部全域。広大な草原がその殆どを占めているが、遊牧民の集落が点在している他、ハドラマウトと四都一市を繋ぐ隊商の中継地として栄えた村などがいくつか存在している。

ソコトラ島

 本島の南東に浮く離島。独自の生態系を築いており、他の地には見られない作物や資源が採れる。島はシバーム軍によって所有、管理されているため、一般人の立ち入りは禁じられているが、原住民である竜血族は軍の保護下で生活を続けている。

[政体]

 複数政党制(ヘゲモニー政党制) 現首相はジオ・シャア・ジャハーン

[経済]

 都市部では金融と流通、東部では牧畜や農業が中心とされてきた。現在はロンドンからの支援が行われているが、所得水準は低く、敗戦以降崩壊した経済は改善されていない。

[略史]

 分裂前の大陸では南部に位置していた。ニューヨーク、ロンドンと連合軍を結成(565年)し、ヴェネツィア、セルバに対し戦勝(568年)。その後カルパティアに敗戦(577年)し、続けてロンドンがヴェネツィア、セルバに敗戦(577年)したことを受け、連合軍に見切りをつけると、ニューヨークに奇襲(595年)をしかける。これに勝利し714年まで第2島の座に居座り続けたが、ニューヨーク、ロンドン、上海による同盟三島に奇襲(714年)され、敗戦(716年)。多大な量の結晶を同盟三島へ賠償として差し出したため、第六島にまで暴落する。

[現況]

 714年にかけて先進的な暮らしに転じていた政府及びに高所得層に対し、かつてのストイックな社会、生活様式に戻すことが島の復興、ひいては栄光を取り戻す足掛かりとなることを主張する反政府勢力の抗議や運動が盛んに行われており、社会不安に陥っている。政府は現在の方針に間違いがないことを証明するべく、ヴェネツィアに宣戦布告し、これに勝利することを望んでいる。

[外交]

 他島との親交は希薄で、あらゆる資源は島内で賄われている。政府及びに高所得層はロンドンからの支援を受けているが、昨年起きたシバームロンドン大使館襲撃事件を経て、ロンドンとの関係も再び悪化した。

[結晶保有量]

 16.3lix

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