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シバーム

 

[面積]

 231km²

[人口]

 約1800人

[言語]

 スペイン語100%

[通貨]

 なし

[兵員]

 なし

[地勢]

 エリクス大気圏と第二大気圏の境界、ステュクスを周回している。本島に値する島の周囲に、いくつかの極小さな離島が浮かんでおり、本島北部の台地を除いては草木一本も生えない平野が広がっている。

[気候]

 ステュクスに流れ込んだ第二大気の影響で島中が白い霧に覆われている。昼夜問わず、一年を通して砂漠の夜を思わせる冷たい風が吹いており、雨も降らないため植物が育たない。

[地区]

ゴーストタウン

 本島北部の台地に位置する町。トレドと呼ばれていた頃は大聖堂を中心にレンガ造りの家々が連なる美しい町であったが、現在はその名も忘れられるまでに廃退し、半壊した家屋を住処とする賊が住まうだけの廃墟となっている。

イスペック霊園

 ゴーストタウンの東側にある霊園。殆どの死体は埋葬されておらず、ただ積み重ねるように遺棄されている。近頃は傍の廃教会に魔女と亡霊が住んでいると噂されているため、死体を漁りに行く者もいなくなった。

パライセコ

 本島南端の村。比較的社会性のある住民が集まっており、航空事故によりステュクスに飲みこまれた貨物機が753年に漂流して以来は、カルト的な結びつきを見せている。

[政体]

 なし

[経済] 

 なし

[略史]

 分裂前の大陸では南西部に位置していた。大陸分裂(459年)の際、奇跡的に墜落を免れたものの、ステュクスに飲みこまれてしまったため外界との連絡手段を失う。第二大気と結晶エネルギーの両方の影響を受けるステュクスでの暮らしは生物に様々な異変をもたらし、その多くは死に至ったが、異変により環境に適応する形質を獲得した個体は生き延びる。本島北部の町トレドを首都とし、生き延びた人間で集団生活を営んでいたが、形質の変化は一律ではなく、各個が自らに合う生活を求めたため社会性が失われ、現在の無法地帯が出来上がった。

[現況]

 人口は年々減少し、絶滅の危機に瀕しているが、種の存続という生命の目的も薄れており、それを危機と捉える者は皆無に等しい。また、人口が減少する一方で、逸脱した形質を持つホロウ症の若者は増えつつある。

[外交]

なし

[結晶保有量]

6.6lix

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